世界のソルガムきび

世界のソルガムきび
グレイン・ソルガムは世界中で伝統的に食品に利用されています。アメリカ穀物協会では、食品として利用される際、グレイン・ソルガムを新たな雑穀のひとつとして「ソルガムきび」と呼んでいます。また、ソルガムきびは世界中でお粥、イースト発酵しないパン、クッキー、ケーキ、クスクス、モルト飲料などの原材料として使用されています。
このコンテンツでは、日本や中国、アフリカなど米国以外のソルガムきび事情をご紹介します。

日本

きびだんご日本「ソルガムきび」は日本においても栽培の歴史は古く、「たかきび(高黍)」や「あまきび(甘黍)」と呼ばれ、赤みのあるモチモチとした食感の品種を古くから栽培してきました。日本には中国を経由して渡来したといわれています。種子が赤みを有しているので、お祝い事や神様へ献上するお団子の原料に使われていました。桃太郎に登場する「きびだんご」はこれを原料にしたものであるとも言われているので、「ソルガムきび」は日本人にとっては古くて新しい食材ともいえます。

中国

中国中国で「ソルガムきび」は、「コーリャン(高粱)」と呼ばれ、多くの種類があります。「茅台酒(マオタイチュ)」など高級な蒸留酒である白酒(パイチュウ)の原材料として使われています。香酢にも使われることがあります。また粉にしたものを麺にして食したり、米麦と一緒に5穀の一つとして炊いて食べたりしています。

アフリカ

アフリカ、ビールアフリカでは「ソルガムきび」を、とうもろこしやパールミレットと同様に主食として食べます。おかゆにしたり、パンに調理します。穂のままゆで、トウモロコシのように食べることもあります。また、ビールの原料として利用されています。発酵しやすく、色が暗褐色の品種が好まれるため、タンニンの多い苦い品種が用いられることが多いという特徴があります。

エチオピア

エチオピアの食べ方エチオピアエチオピアでは「ソルガムきび」を、種子がまだ未熟なうちに収穫し、炒ったり、蒸し焼きにして食べたりします。また、粉にした「ソルガムきび」でクレープ状のものを焼き、それにおかずを包んで食べることもあります。

クリックしてシェアPin on PinterestShare on Google+Tweet about this on TwitterShare on Facebook