アメリカで注目のヘルシー雑穀「ソルガムきび」とは
「ソルガムきび」は世界5大穀物の1つでもあり、米国ではとうもろこし、大豆、小麦に続く重要な農作物として注目されています。
「ソルガムきび」はイネ科の穀物で、日本では”たかきび”とも呼ばれています。その栄養素は、食物繊維、ミネラルを豊富に含み、最近では抗酸化作用を持つタンニンの存在についても研究され、ヘルシー雑穀として健康志向の食生活に期待の食材です。例えば、有色ソルガムきび品種は、抗酸化作用に富み、すべての品種においてグルテンを含まず、小麦粉アレルギー患者にとって魅力的な代替品となります。
また「ソルガムきび」は、少ない水で育ち、害虫や病気にも強いため、農薬の使用を減らせる環境に優しい作物でもあります。
「ソルガムきび」という名称は、アメリカ穀物協会(東京都虎ノ門、日本代表 浜本哲郎)が、米国産の食品グレード・ソルガムの認知度向上のために考案しました。従来の「ソルガム」に「きび」をつけて、日本古来食べられている雑穀「きび」のファミリーであることを広くアピールするためにネーミングしました。
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ソルガムきびの栄養価
近年米国では、食品ソルガムの研究が進み、タンニンが多く含まれる有色のソルガムきびに注目が集まっています。食品や栄養補助食品として活用されているタンニンソルガムきびについてご紹介します。
近年米国では、食品ソルガムの研究が進み、タンニンが多く含まれる有色のソルガムきびに注目が集まっています。食品や栄養補助食品として活用されているタンニンソルガムきびについてご紹介します。
ソルガムきびの食品としての可能性
「ソルガムきび」は食品に適したユニークな特性を持っています。多くの可能性を秘めた「ソルガムきび」は、米国で研究が盛んに進んでおり、今後大いに期待の持てる研究報告があがっています。
「ソルガムきび」は食品に適したユニークな特性を持っています。多くの可能性を秘めた「ソルガムきび」は、米国で研究が盛んに進んでおり、今後大いに期待の持てる研究報告があがっています。
資料提供:
中川仁博士(独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構 バイオマス研究センター長)
ロイド・W・ルーニー博士(テキサス A&M大学 土壌・作物科学部 穀物品質研究所 特別教授)
中川仁博士(独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構 バイオマス研究センター長)
ロイド・W・ルーニー博士(テキサス A&M大学 土壌・作物科学部 穀物品質研究所 特別教授)