
ソルガムきびの基礎知識
MORE
現在、アフリカでは「ソルガムきび」を、同じイネ科の作物のとうもろこしとパールミレット(クスクス)と同様の食べ方をしています。アフリカから「ソルガムきび」が伝播した他の国々では、それぞれの地域の食文化に根付いた様々な「ソルガムきび」の食べ方へと変容しています。

米国では世界の「ソルガムきび」生産量の約25%が生産されています。米国における主な生産地は、サウスダコタ州、ネブラスカ州、カンザス州、コロラド州、オクラホマ州、テキサス州などで、雨量の少ない地域を中心に栽培されています。
米国産のソルガムきびは、原種よりも背丈が低く、穂が大きく生育の早いタイプのもので、機械での収穫がしやすいのが特徴です。


ある種のシリアルグレインに含まれるグルテンたんぱく質によって引き起こされる多症候性自己免疫疾患
セリアック秒と同じ食品に反応し同じ症状を示すが、セリアック病に対するDNA試験結果が陽性でない患者
実際のアレルギーはセリアック病とは無関係な場合が多い
今では世界に数千以上の品種があるといわれている「ソルガムきび」。その種類によってはシロップやほうき、飼料、バイオエタノール燃料などの原料としても使用されています。食品用として使用する「ソルガムきび」は、「グレイン・ソルガム」といわれる種類になります。食品用にするのはソルガムの穂に実る種子の部分です。食品用の「グレイン・ソルガム」はこの穂の量が多いのが特徴です。

ソルガムきびは全体的に背が高く、2~3mほども高くなるものもある。米国のソルガムきびは収穫しやすいよう背が低い。
食用として用いる種子は、3mm程度の大きさ。トウモロコシの実より小さく、パールミレットよりやや大きいサイズ。

「ソルガムきび」という名称は、アメリカ穀物バイオプロダクツ協会が、米国産の食品グレード・ソルガムの認知度向上のために考案しました。従来の「ソルガム」に「きび」をつけて、日本古来食べられている雑穀「きび」のファミリーであることを広くアピールするためにネーミングしました。

ソルガムきびのブラック、ブラウン、紫、赤などの品種によって異なる色味にはソルガムきびの栄養素の一つ、タンニンによるものです。米国では、米国・連邦穀物検査局(FGIS)による穀物規格を設け、タンニンの含有量と色によって4種類に分類しています。
種皮に色のついていないホワイトソルガムきびの割合が98%以下、タンニン・ソルガムきびの割合が3%以下でタンニン含有率の低いもの。
種皮に色のついたものが多く、無タンニンのソルガムきびが10%以下、タンニン含有量は多い。
種皮に色のついたものがなく、多種のソルガムきび含有量が2%以下でタンニン含有量は少ない。
どの規格にも適合しないソルガムきび。