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新たに見直されている栄養価値
ジェイ オニール氏(Mr. Jay O’Neil-Senior Agricultural Economist) Department of Grain Science and Industry-IGP(International Grain Program)

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米国内のソルガムきびは(毎年多少の変動があるが)約250万ヘクタールの農地で生産されており、そのうち約40~45%が輸出されている。ソルガムきびはこれまで、家畜の飼料原料としてとうもろこしの9割の栄養価しかないと思われていたが、最近の研究ではとうもろこしと同じ栄養価があることが分かった。米国では食用としてのソルガムきびの活用はまだ全生産量の1%未満で、量としては非常に少ないが、グルテンフリーの穀物として、また特にホワイトソルガムきびはスナックなどに使われる量は増えており、その需要は毎年確実に増えている。