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大腸がん・大腸潰瘍への効果、糖尿病や肥満の減少に期待
ナンシー ターナー博士(Dr. Nancy Turner)/テキサスA&M大学

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ソルガムきびの大腸への影響、大腸がん・大腸潰瘍への効果(予防)を研究。
ソルガムきびはグルテンフリーなので小麦アレルギーの人の代替品として食されている。ソルガムきびは食物繊維が豊富で、また特定のソルガムきびの”ふすま”には特殊な抗酸化物質が多く含まれており、動物実験ではある種のソルガムきびを食べ続けることにより大腸の潰瘍が50%減ったという効果が出ている。人間にも同様の効果が出るものと考えられる。またソルガムきびには代謝が遅い繊維が含まれているので、それらを通じて、特に糖尿病や肥満などの病気が減ることを期待している。