FABEX(ファベックス)関西2026 イベントレポート

米国産ソルガムきびを取り扱う株式会社Mutter(兵庫県神戸市)と中野産業株式会社(香川県高松市)の2社が、2026年10月14日から10月16日に開催された、食品・食材、機器、容器の業務用専門展示会「FABEX(ファベックス)関西2026」のUSAパビリオン内に出展しました。
USAパビリオンでは、米国農務省(USDA)およびアメリカ大使館農産物貿易事務所(ATO 大阪)の支援のもと、米国産の農産物、畜産物、水産物、ナッツ、ドライフルーツ、加工食品などが紹介されました。
隣り合わせとなった株式会社Mutterと中野産業株式会社の両ブースでは、米国産ソルガムきびを使った商品の試食や加工食品の紹介などを実施し、多くの来場者に米国産ソルガムきびの魅力を伝えました。
株式会社Mutterブース
「B to C」で培ったMutterのノウハウとお客様の声を生かして「B to B」市場へ
「FABEX関西2026」のMutterブースには、初日から多くの専門バイヤーが訪れ、大変賑わっていました。カフェの店舗経営からスタートしたMutterは、店舗を訪れるお客様のアレルギーや食に関する切実な悩みや要望を蓄積し、商品開発にも反映してきました。こうして培った豊富なノウハウが、Mutterの大きな強みとなっています。
今回の展示会でも、「アレルギーや食でお困りの人たち」の声と「企業側が必要としているノウハウ」をMutterがつなぎ、企業の目的や業態に合わせたOEM・共同開発、オリジナルメニュー作りなどをサポートできることを強くアピールしました。
米国産ソルガムきび製品をオフィスで楽しめる「オフィスMutter」の展示
企業側には、健康志向の高い社員の満足度向上や、若手採用への訴求、健康経営の推進、ESG貢献など、さまざまなメリットがあります。初期費用が不要で、支払いはQRコード決済で完結するため、手軽に導入できます。社員の健康をサポートする福利厚生の一環として、導入する企業が増えてきているそうです。
ブースで提供した米国産ソルガムきびを使ったフィナンシェ「みち」の試食は大盛況で、代表の武市さんは、多くの来場者の手に渡るよう、何度も焼き立てを用意していました。
新事業への挑戦 ~旅先でも“誰もが同じ食卓を囲める世界へ”~
食事制限で旅先での食事に困っている人が自由に旅行できるように。Mutterは、新たな分野での事業にも挑戦しています。新しく開発した「ソルガムきび食事キット」は、食物アレルギーのある人も、ない人も、同じテーブルで同じ料理を楽しめる「フェアフード」の理念を旅先にも広げる商品です。旅先で個別にアレルギー対応食を用意することが難しいホテル、観光施設、飲食店でも、食事を提供する際の選択肢となります。
「B to B」市場でも求められる存在へと成長したMutter。Mutter代表の武市さんは、今後も新たに作りたいソルガムきびを使った商品や、挑戦したいプロジェクトがたくさんあるそうです。10月には神戸の映画館「OSシネマズ」との新たなコラボレーション商品として「焼き芋ドーナツ」と「モンブランアイス」が新発売されました。
神戸の工房から、全国へ。そして、いつか世界へ。Mutterの挑戦はまだまだ続きます。
中野産業株式会社ブース
ソルガムきびの輸入・製造・販売を手がける中野産業
中野産業株式会社は、1999年のホワイトソルガム(白高きび)との出会いをきっかけに、アメリカからホワイトソルガムを輸入し、製造・販売を手がけてきた穀物加工メーカーです。現在は「なかのソルガム®」シリーズとして、家庭で手軽に楽しめる商品から業務用原料まで、幅広い商品を展開しています。
中野産業のブースでは、「なかのソルガム®」の商品が魅力的に陳列され、ブースを訪れた多くの方がさまざまな商品を手に取り、活発な商談が行われていました。
「パックde蒸しパン」は、商品袋に水を入れて混ぜ、電子レンジで3分加熱するだけで、グルテンフリーの蒸しパンが完成する手軽さが特長です。特に人気のパックde蒸しパン[プレミアム]では、食物繊維たっぷりの腸活蒸しパンが完成します。消費者の健康志向や手軽さを求めるニーズに応える商品として注目されています。
中野産業は家庭用商品や製パン・製菓向けの業務用原料を提供し、取引先と新商品や市場づくりを進めているそうです。取材では、米国産ソルガムきびの知識とお客様の声を生かした価値提案の姿勢がうかがえました。
出展概要
FABEX(ファベックス)関西2026
- 会期:2026年10月14日(水)〜16日(金) 各日10:00〜17:00
- 会場:インテックス大阪
- ブース番号:2C-03(USAパビリオン内)











