今や、あの世界的に権威のあるグルメガイドブック「ミシュランガイド」でも紹介されるほど、たこ焼きの美味しさが世界でも注目されるようになりました。しかし、私が1985年に留学生として初来日した当時、たこ焼きはまだ海外にはほとんど知られていなかったように思います。
私が初めてたこ焼きを食べたのは、ホストファミリーに浴衣を着せてもらい、連れて行ってもらった夏祭りでした。それまで味わったことがなかったうま味と食感に感動したことを、昨日のことのようによく覚えています。今では海外から日本を訪れる観光客の間でも人気の“ジャパニーズストリートフード”になりました。
日本での留学を終えてオーストラリアに帰国した後、私は腎臓の自己免疫病を患い、その改善のために小麦に含まれるグルテンを抜くグルテンフリーの食生活を始めました。そのお陰で症状は改善し、今でもパンやパスタはもちろん、小麦を使った料理は避けるようにしています。また、私のようにグルテンアレルギーの体質でなくとも、消化器系の不調改善や美肌のために小麦を抜く食生活を実践している人も増えています。たこ焼きは主原料が小麦粉なので、グルテンフリー派の人は残念ながら諦めなければいけないと思いますよね?でも、小麦粉をホワイトソルガム粉に変えると、グルテンフリーで食物繊維も豊富なヘルシーたこ焼きになるのです!
たこ焼きの定番具材と言えば、たこ、ねぎ、揚げ玉、紅生姜でしょうか。これら以外に様々な具材でアレンジできるのも、たこ焼きの魅力ですよね。賢く食べてキレイを目指すプラスビューティーのお料理にしたいなら、トマトとアボカドを入れて、イタリアン風に仕上げてみてはいかがでしょう?トマトは抗酸化成分を含む美的効果のクイーン的な存在。アボカドは食べる美容液と言われるほど、肌を潤す効果が高い食材として認識されています。さらに小麦粉をホワイトソルガム粉に変えることで、より多くの食物繊維を摂取でき、そのうえ大腸の善玉菌を促す効果も期待できます。美しい肌のためにもプラスビューティーのお料理になりますよ。