Chapter 4: ソルガムきびを使用した食品開発研究

アメリカで注目の雑穀 ソルガムの秘められた偉大な力

Chapter 4: ソルガムきびを使用した食品開発研究

カンザス州高付加価値食品加工研究所色々な穀物を使った食品サンプルの製造を行なっているカンザス州「高付加価値食品加工研究所」。ソルガムきびへの注目の高まりを反映し、ソルガムきびを扱った製品を作ることが増えています。

パスタ製品などの加工食品開発

ソルガムきび:白インゲン豆を模したもの左の写真は、豆状に加工し、白インゲン豆を模したソルガムきびです。加工には押し出し製法を使用しています。ソルガムきびと他の植物を混ぜて、このような豆状の形に加工し、乾燥させて保管しておきます。押し出し加工することで、調理全体にも役立ちます。

ソルガムのパスタまた、他の商業的な用途としては、パスタ製品があります。右の写真は、ソルガムきびと大豆から作ったパスタで、大豆由来で色がついています。パスタ製品加工で、ソルガムきびはフジッリやマカロニ状に加工されているので、他の加工食品と同様に簡単に調理でき、5分間ゆでれば食べることができます。

高付加価値食品加工研究所 サジド・アラヴィさん

高付加価値食品加工研究所 サジド・アラヴィさん「この施設は主に射出加工について研究している施設です。穀物科学の一環で教育と研究をやっていますが、それ以外には産業界からの依頼で製品作りをしています。ここではいろいろな製品を扱っていますが、長年にわたりソルガムに関しても様々な研究がされてきました。私がこのカンザス州立大学に来てから10年になりますが、特にこの3~4年はソルガムに関しての研究が増え、その研究資金も増えてきています。」

米国農務省研究施設USDA。
こちらでも、世界中から集まった若い研究者がソルガムを使った様々な食品の開発研究をしています。

食品栄養学者 ナンシー・ターナーさん

「私は、主に人間の腸に対する働きを研究しています。例えば、大腸がんなどに対する影響です。ソルガムきびに含まれる抗酸化物質には抗酸化作用以外にも様々な効果があり、大腸がんや潰瘍への効果に関する研究がはじめられています。」

研究者Aさん

ソルガムきびを使った食品開発「ソルガムきびを使ったポップコーンボールです。アメリカではよく親しまれているスナック菓子です。乾燥させたラズベリーを包んでいます。色んなフレーバーを試してみたけど、ハラペーニョ(唐辛子)が一番良くあいました。」

研究者Bさん

ソルガムきびを使った食品開発「ソルガムきびのパンです。オレンジテイストが好きなのでレーズンとオレンジフレーバーをくわえています。スパイスにアメリカで人気のフレーバー、シナモンを使っています。」

研究者Cさん

ソルガムきびを使った食品開発「これは中国で伝統的な麺です。つなぎをつかわず100%ソルガム粉でできています。他のタンパク質やでんぷんを加えていません。ソルガムきびの粉は食品用のホワイトソルガム粉を使っています。」

line

クリックしてシェアPin on PinterestShare on Google+Tweet about this on TwitterShare on Facebook